~美容治療の効果を最大限に引き出すために~
美容医療の施術後、多くの方が気になるのが「赤み」や「むくみ」。
これらは体の自然な反応ですが、少しでも早く落ち着いてほしいですよね。
今回は、美容医療のプロとしておすすめしたい、施術後の赤み・むくみを早く改善するセルフケアを5つご紹介します。
① 冷やしすぎに注意!“やさしいクールダウン”
冷却は定番のケア方法ですが、冷やしすぎは逆効果。
赤みがある部位には、柔らかい冷却ジェルパックや冷やしタオルを当て、10〜15分を目安にやさしくクールダウンしましょう。
※保冷剤を直接肌に充てるのはNG。血流が悪くなり、逆に回復が遅れることがあります。
② 水分をしっかり!でも「むくまない飲み方」を
赤みやむくみがあると、つい水分を控えたくなりますが、それは逆効果。
水分をしっかり摂ることで体内の老廃物の排出が促され、むくみ改善につながります。
おすすめは、
- 白湯(常温〜ぬるめ)
- ノンカフェインのハーブティー(例:ルイボス・カモミール)
※カフェインや塩分の多い飲食は控えめに。
③ 就寝時は「頭を少し高く」して寝る
顔のむくみを翌日に残さないために、枕をいつもより少し高くして寝るのも効果的。
重力を活かして余分な水分をスムーズに排出しやすくします。
④ 軽いストレッチ・ウォーキングで血流UP
激しい運動はNGですが、軽いストレッチや短時間のウォーキングは血行を促進し、老廃物の代謝を助けてくれます。
特に下半身の筋肉をゆるめるストレッチがおすすめ。
例:かかとの上げ下げ、股関節の開閉など
⑤ 専用の保湿ケアでバリア機能をサポート
施術後の肌はバリア機能が一時的に低下している状態です。
当院でも推奨している「低刺激で高保湿なスキンケア」を使うことで、炎症や赤みの早期改善が期待できます。
おすすめ成分:
- セラミド
- ヒアルロン酸
- ナイアシンアミド(美白目的もある場合)
※アルコールが入った化粧品など刺激性のあるは落ち着くまで一旦中止しましょう。

【最後に】回復を焦らず、自分の肌と丁寧に向き合って
赤みやむくみは、体が回復しようとしているサインです。
焦らず、でも正しいケアを行うことで、ダウンタイムは短く、そして仕上がりにも良い影響を与えます。
当院では、施術後のケアに関しても丁寧にご案内しております。
「これは普通?」「いつまで続くの?」といったお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。