実はボトックス(ボツリヌス製剤)は表情ジワだけでなく、小顔・多汗症・肩こり改善・美脚効果など、幅広い部位に応用できる治療です。
今回は、美容外科医の視点から ボトックスの“意外な使い道” をご紹介します。

顔のシワ以外に効く代表的な部位
1. エラ(咬筋)
食いしばりや歯ぎしりで発達した咬筋にボトックスを注射すると、フェイスラインがすっきりして小顔効果が期待できます。
さらに歯ぎしりや顎関節症の症状改善にも有効です。歯医者さんから紹介されて来院されるかたもいます。
2. ワキ・手のひら・足裏(多汗症治療)
発汗の原因となる神経の働きを抑えることで、過剰な汗をコントロールできます。
- ワキ汗 → シャツの汗ジミ対策に
- 手のひらの汗 → 握手や書類に汗がつく悩みに
- 足裏の汗 → 蒸れやニオイ対策に
3. 肩(肩こり・肩張り)
デスクワークやスマホで凝り固まった肩の筋肉に注射すると、肩こり改善だけでなく、張った肩がなだらかになり、首が長く見える美しいラインを演出できます。
4. ふくらはぎ(美脚効果)
発達しすぎたふくらはぎの筋肉に作用し、すっきりとした美脚ラインに。
特に「筋肉太り」で足が太く見える方に向いています。
5. ガミースマイル(歯ぐきが見える笑顔)
上唇を持ち上げる筋肉にボトックスを注射することで、笑ったときに歯ぐきが見えにくくなる効果があります。
6.人中短縮ボトックス(鼻と口の間が短くみえて小顔に)
口の上部の口輪筋にボトックスを注入することで、上唇のボリュームがでて人中が短くみえる効果があります。
7.口角挙上ボトックス(不機嫌そうな顔からすっきり笑顔に)
口を下に下げる筋肉に注入することで、口角が上がり、自然な笑顔にすることができます。
8.広頚筋ボトックス(リフトアップ効果)
首の筋肉に打つことで、首の緊張が緩和し顔のリフトアップ効果や首の横皺の予防効果があります。
メリット・デメリットを理解することが大切
ボトックスは手軽でダウンタイムも少ない施術ですが、以下のような特徴があります。
- メリット:即効性があり、日常生活に支障が少ない
- デメリット:効果は一時的(約3〜6ヶ月)、継続が必要
部位ごとに注入量やデザインが異なるため、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが大切です。
まとめ
ボトックスは「シワ取り」だけでなく、小顔・美脚・多汗症・肩こり改善など、全身のさまざまな悩みに対応できる万能治療です。
今回挙げた効果も実は1部でまだまだたくさんの効果があります。当院では、患者さま一人ひとりのお悩みに合わせて最適な部位・方法をご提案しています。
「こんな悩みにも効くの?」と気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。
LOGIC BEAUTY CLINICでは徹底したカウンセリングと経験豊富な医師の元、最新機器を使用し、見た目の美しさだけではなく、機能面まで考慮し理想を追求します。当院の院長である細井 孝祐は整形大国韓国の権威であるザ・プラス美容外科韓国本院 院長のジョンジェヨン医師の技術を受け継ぎ、日本で多くの患者さまの手術を行ってきました。
お悩みがある方はお気軽にご相談ください。