― 美容外科写真の正しい見方と判断基準 ―
はじめに
SNSで美しいビフォーアフターを見ると
「私もこうなれるかも!」と思いますよね。
しかし実際には、
“写真だけでは分からない情報がたくさんある”
ことをご存じでしょうか。
特に鼻・リフトのような繊細な手術は、
症例写真の角度や光、加工、撮影距離で
仕上がりが大きく違って見えることがあります。
今回は、SNSの症例に惑わされず、
正しい目で美容医療を判断するポイントをまとめました。

1. 角度が違えば鼻は別物に見える
鼻整形で最も多いミスリードは「角度」です。
真横・斜め・下から…
写真の向きで鼻筋の印象は大きく変わります。
・ 正面だけ綺麗に見えても、横が自然とは限らない
・下から見ると開きが見えたり、張りが強いことも
・ 美鼻は360°どこから見ても破綻がない
症例は複数角度で公開しているクリニックを選ぶことが大切です。
2. 光の当て方・陰影で鼻先は細くも丸くも見える
ライトを強めに当てると
- 鼻筋が通ったように見える
- 鼻先の丸みが飛ぶ
- 輪郭がシャープに写る
逆に、影が入ると
- 太く見える
- 団子鼻っぽく見える
ことも。
**「写真は真実の一部」**でしかありません。
3.加工・フィルターの影響は想像以上に大きい
最近はAI補正やフィルターで、
毛穴・肌質・輪郭まで自然に変えられます。
一見ナチュラルでも、
無加工に見える加工は存在します。
・ 画質が妙に滑らか
・ 鼻筋だけシャープで輪郭が溶けている
・ 背景が歪んでいる
このような場合は注意が必要です。
4. 大切なのは“治療コンセプト”と“安全性”
症例写真はきっかけでしかありません。
本当に見るべきなのは、
- 医師の考え方
- 解剖を理解したデザイン
- 呼吸機能への配慮
- 修正症例の公開有無
- カウンセリングの丁寧さ
結果は写真だけで決まらないという視点が重要です。
SNSは「成功例のギャラリー」
SNSは基本的に、
最も綺麗に仕上がった症例が並びます。
全例がその結果になるとは限りません。
逆に言えば、
丁寧にリスクや限界まで説明するクリニックの方が信頼できる
と言えます。
ロジックビューティークリニックのこだわり
当院では、写真の美しさ以上に
安全性・構造理解・長期の安定を重視した治療を行っています。
- 鼻の解剖を熟知した鼻整形のスペシャリストが執刀
- 機能とデザインの両立
- 術前評価と術後管理の徹底
- 修正を見越した構造ケア型アプローチ
一時的な美しさではなく、
未来まで続く自然な美しさを目指します。
最後に
- SNSの症例は角度・光で印象が変わる
- 加工やフィルターの可能性も考慮する
- 本当に見るべきは医師の考え方と安全性
- 判断材料は「写真だけでは足りない」
美容医療を検討している方は、
ぜひ情報に振り回されず、
ご自身に合ったクリニック選びをしていただければと思います。







