鼻の手術をSNS等で調べると鼻中隔延長術という言葉がたくさん出てきます。中には鼻中隔延長をすると曲がる、定期的なメンテナンスが必要、魔女のような鼻になるなど悪いイメージを持っている方も多い手術になります。今回はその鼻中隔延長術について解説していきます。
鼻中隔延長術とは?
鼻中隔延長は、鼻の軟骨の一つである鼻中隔軟骨(鼻を左右に分ける軟骨)に移植物を用いて延長する手術になります。主に鼻が短い人に行うことが多いですが、実際は高さを出したい方や鼻中隔湾曲症のある方、修正手術の場合によく使用されます。
鼻中隔延長に使用される移植物としては以下のものが挙げらえれます。
- 耳介軟骨
- 鼻中隔軟骨
- 肋軟骨
- 保存(寄贈)軟骨
- 人工骨
回復とケア
手術後は腫れや痛みが発生することがありますが、通常は数週間で回復します。完全な結果が見えるまでには数ヶ月かかることもあります。適切なアフターケアと医師の指示に従うことが重要です。
リスクと考慮事項
鼻中隔延長術には以下のようなリスクが伴います:
- 感染症
- 出血
- 移植素材の吸収または変形
- 感覚の変化
手術を受ける際には、信頼できる専門医と十分に相談し、リスクと利益を理解することが大切です。
鼻中隔延長は曲がる??
曲がるリスクはある?
鼻中隔延長は曲がるのか?その答えは【曲がるリスクはある】です。その原因としては主に四つ考えられます。
一つ目は鼻中隔軟骨が曲がりがあったり弱い状態の場合、その上に物を乗せたり、無理に延長してしまうと土台から崩れてしまうのは想像できると思います。
二つ目は移植する素材が弱いケース。耳の軟骨の固さや曲がりには個人差が大きいため、弱い軟骨をそのまま使用しても強度が耐えられずにそのまま曲がってしまいます。
三つ目は鼻中隔軟骨の取りすぎ。鼻中隔軟骨を鼻中隔延長で使用する場合、鼻の強度が落ちないように工夫して採取することが求められます。鼻中隔軟骨の取りすぎによって強度が低下してしまった場合、土台が弱くなることで、曲がりに繋がります。
四つ目は移植軟骨の素材自体が曲がってしまうケーズ。これは肋軟骨での鼻中隔延長に多いパターンです。肋軟骨は元々の繊維方向の影響で水分を含むと曲がってしまうという性質があります(ワーピング、Warping現象)。この現象が起こると術後1年、2年後に曲がりが生じることがあります。予防策としては、肋軟骨採取後に生理食塩水にしっかり浸しておく、切り方を工夫するなど対策がなされています。
大切なのは無理をした手術をしないこと
弱い軟骨や弱い土台の上に無理やり延長したりすることで曲がりが発生することがほとんどです。術前に軟骨の弱さや曲がりを評価し、無理をした手術をしないことが大切です。ロジックビューティークリニックでは診察はもちろん、頭部CT検査、内視鏡検査、超音波検査を駆使して術前のリスクを十分に評価をしてから手術を計画します。
LOGIC BEAUTY CLINICは鼻整形を得意としたクリニックです。
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当院の院長である細井 孝祐は整形大国韓国の権威であるザ・プラス美容外科韓国本院 院長のジョンジェヨン医師の技術を受け継ぎ、日本で多くの患者さまの手術を行ってきました。
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