BLOG

ブログ

鼻整形 ~軟骨移植が必要な理由~

2024.09.21

鼻整形には基本的に軟骨移植が必要です。耳介軟骨移植は有名ですが、鼻中隔軟骨や肋軟骨、または寄贈軟骨(保存軟骨)や人工軟骨なんてものもあります。今回は鼻整形に必要な軟骨移植について説明します。

軟骨移植が必要な理由

鼻先の軟骨(鼻翼軟骨)は意外と小さくて弱いんです。

鼻先の軟骨である鼻翼軟骨を糸で括るだけの通称[切らない鼻尖形成]なんて手術も存在しますが、うまくいく人はごく一部です。その理由は鼻先の軟骨が小さく、弱かったり、皮膚の厚みがあるため、団子鼻や低い鼻になっているからです。なので、その軟骨の形を変えるだけでは、きれいな変化は起こせずに、むしろ重さに耐えれずにより丸くなってしまうこともあります。

また、鼻先の弱い軟骨をくくると、ボリービーク変形といってオウムのくしばしのように丸くなってしまうことがあります。

以上のことから、鼻先だけの手術であっても、やはり軟骨移植が必要になってきます。

軟骨移植の役割は2つあります。

  1. 形を整える: 代表的な使用方法で鼻先にのせたり(オンレイグラフト)して使用します。
  2. 支持性を上げる: 実はこちらがかなり重要な役割です。まず、土台をしっかり補強することで、鼻先に軟骨を乗せたりすることが可能になるわけです。

軟骨移植の種類

鼻整形に使用される軟骨は主に

  1. 耳介軟骨: 一番有名な軟骨です。耳の軟骨です。柔らかく、加工しやすいため、主に形を整える手術に使用します。柔らかいため、鼻中隔延長などしっかりと強度が必要な用途には不向きです。
  2. 鼻中隔軟骨:鼻の真ん中にある軟骨で、曲がりがなく強度があれば、しっかりとした軟骨を採取することが可能です。主に鼻中隔延長で使用されます。しかし、個人差が大きく、曲がりや強度が低かったり、小さかったりすると、無理な手術になってしまい、術後の後戻りや曲がりの原因になってしまいます。
  3. 肋軟骨:胸の肋骨の内側についている軟骨です。量が豊富で大きさもあることから、鼻中隔延長や修正手術など材料が必要な場合に使用されます。胸に傷ができてしまうのと、気胸のリスクがあることがデメリットです。また、時間が経つと曲がりがでる(ワーピング)の可能性があります。
  4. 保存軟骨(寄贈軟骨):他人や豚の軟骨です。自分の軟骨が使用できない場合に使用します。吸収されてしまう可能性があり、使用方法を間違えると予想外の変形や後戻りを生じてしまうことがあります。
  5. 人工骨: 人工に生成された骨です。保存軟骨(寄贈軟骨)と同じように、自分の軟骨が使用できない場合に使用することがあります。素材自体が固いため、柔らかい鼻には向いておらず、近年では使用するクリニックは減少傾向にあります。

まとめ

今回は鼻整形に必須の手術である、軟骨移植について解説しました。実際は、診察や超音波検査、鼻腔内内視鏡検査やCT検査を行い、理想などと合わせて適応を決めていきます。当院では頭部CT検査、超音波検査、内視鏡検査ができる設備を整えております。ご自身では判断しにくいところですので、一度カウンセリングにきて頂ければと思います。


LOGIC BEAUTY CLINICは徹底したカウンセリングと経験豊富な医師の元、最新機器を使用し、見た目だけではなく、機能面まで考慮した美しさを追求します。

当院の院長である細井 孝祐は整形大国韓国の権威であるザ・プラス美容外科韓国本院 院長のジョンジェヨン医師の技術を受け継ぎ、日本で多くの患者さまの手術を行ってきました。

お悩みがある方はお気軽にご相談ください。

CONTACT

当院ではLINEでのご予約が
最もスムーズに行えます。
下記ボタンから、ご予約をお願いいたします。