あご下のたるみや二重顎の改善は、人類の永遠のテーマです。あご下のたるみや二重顎の改善となると、エステや美容クリニックにも沢山のメニューがあります。美容クリニックだけでも脂肪溶解注射や糸リフト(スレッドリフト)、脂肪吸引、HIFU(ハイフ)、高周波(ラジオ派)、フェイスリフト・ネックリフト、ペリカン手術など様々な選択肢があります。今回は美容クリニックでのあご下のたるみについて解説していきます。
あご下のたるみ、二重顎とは?
まずはなぜたるんで見えるのか、二重顎に見えるのかが大切です。大きく3パターンに分かれますが、多くの場合はそれぞれが合わさっている場合が多いです。
- ①脂肪が多い:脂肪が多いとどうしても顎の境目がなくなり、顔が大きく見えたり、太って見えてしまいます。また、顎と首の境目の深い部分(筋肉の奥)には脂肪の塊があり、ここを除去しないと顎のきれいなラインが出ないとされています。ただ、ここの脂肪の周りには大事な血管や神経が通っているので、脂肪溶解注射や脂肪吸引では除去することが難しく、直接切開を行い直視下に除去することが必要とされています。
- ②皮膚のたるみが強い:加齢や体重の増減、輪郭手術や脂肪吸引などのを行うと皮膚のたるみができてしまいます。皮膚のたるみを根本的に解決するにはフェイスリフト・ネックリフトのような直接たるみを除去する必要があります。また、大切なことは皮膚をたるませないことです。ここで出てくるのが美肌治療です。保湿、紫外線対策、こすらないも大切です。光治療(IPL)、レーザー治療、ケミカルピーリングや水光注射、ダーマペンなどを定期的に行い水分が失われ、皮膚が柔らかくなっていくのを予防することも大切です。
- ③筋肉(広頚筋)が緩んでいる:首には広頚筋という大きな筋肉があります。ここが加齢に伴って緩んでいることで首の皮膚を支えきれなくなっていきます。その結果、首のラインが鈍化し、縦に筋が入るようになり、見た目も老人のような印象になってしまいます。この筋肉を縛って、もとの若々しい状態に戻す手術がペリカン手術になります。
このように状態に応じて治療方法を選択する必要があります。
ただ、脂肪が多いだけであれば、脂肪溶解注射(FatXCore)やハイフ(ウルトラセルZi)や高周波(DENSITY)などの非手術、手術であれば脂肪吸引が適応になります。
皮膚のたるみが強い場合は、美肌治療も併用しながらフェイスリフトやネックリフトのような切開の手術を選します。大きな手術が難しい場合は、ハイフ(ウルトラセルZi)や高周波(DENSITY)などの非手術であったり、糸リフト(スレッドリフト)を選択します。
筋肉(広頚筋)が緩んでいる場合は、基本的にペリカン手術の適応になります。その時に一緒に筋肉の下にある脂肪の塊を除去します。皮膚のたるみも併発している場合は、皮膚のネックリフトなどを一緒に行うと効果が抜群です。
まとめ
あご下のたるみや二重顎はの治療は一筋縄ではいきません。弛ませないよう美肌治療を行ったり、脂肪を付けない様に日々の食事や運動に気を付けることが必要です。治療としては、原因に応じて選択します。ほとんどの場合が、様々な原因でたるんでしまっていることが多いので、治療を組み合わせることで若々しい状態を目指します。
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