ミッドフェイスリフトという手術をご存じでしょうか？フェイスリフトというからにはリフトアップの手術なのは分かりますよね。近年じわじわ人気が出てきている頬のリフトアップ手術になります。今回は、そんなミッドフェイスリフトについて解説していきます。
ミッドフェイスリフトとは
ミッドフェイスリフトは、目元からほうれい線までのリフトアップ手術です。
切開によるフェイスリフト手術には、トータルフェイスリフトやネックリフト、こめかみリフトなど様々な種類がありますが、これらの手術はもみあげや耳の前を切開するので、どうしても目元の改善が難しく、過度に引き上げると目が吊り上がってしまいます。
ここで目もとに切開を加えて頬の脂肪やじん帯を引き上げて、さらに余った皮膚を除去するミッドフェイスリフトが必要になってきます。
フェイスリフトの効果
- たるみの改善: 頬のたるみが引き締まり、頬が高くなることで若々しい印象になります。
- しわの軽減: 頬のしわが目立たなくなります。
- ゴルゴライン、ほうれい線の改善: 頬の脂肪やじん帯を引き締めることで、老けて見えるゴルゴラインやほうれい線を目立ちにくくすることができます。
ミッドフェイスリフトのリスクと副作用
- 感染: 手術後の切開部位に感染が発生することがあります。適切な術後ケアでリスクを減少させることができます。
- 内出血と腫れ: 手術後に内出血や腫れが生じることが一般的で、数週間で収まります。
- 麻酔のリスク: 全身麻酔や局所麻酔に伴うリスク（アレルギー反応、呼吸問題など）があります。
- 神経損傷: 非常にまれですが、顔面神経が損傷することがあり、一時的または永久的な麻痺が生じることがあります。
- 瘢痕（はんこん）形成: 切開部に瘢痕が残ることがありますが、通常は目立たない場所に切開が行われます。
- 左右非対称: 手術の結果、顔の左右で非対称になることがあります。
- 外反症：一時的に目が閉じにくくなる⁽外反症⁾ことがあります。一般的には改善していきますが、修正が必要になることもございます。
まとめ
ミッドフェイスリフトは、目元から頬にかけて⁽中顔面⁾のたるみを改善する手術です。目元に傷は残ってしまうことが多いですが、傷が目立ちにくい部位を切開するので問題になることはほぼありません。また目元の膨らんだ脂肪を改善させるハムラ法とも相性がいい手術になるので、組み合わせて一気に目元を若々しくすることができます。切開の手術なので、なかなか簡単にできる手術ではありませんが、効果がしっかりでる手術になります。改善しにくい、目元の悩みを改善できる手術になりますので、興味がある方は一度カウンセリングにお越し下さい。
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