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眼の重たさを改善する手術の比較!― 内視鏡・眉下・切開式を美容外科医が徹底比較 ―

2025.11.25

「目元が重い」「眉が下がって疲れて見える」「上まぶたのたるみが気になる」
これらの悩みに対して行われるのが、前額(ぜんがく)〜眉周りのリフト手術です。

一口に“前額リフト”と言っても、実は複数の方法があり、
目的や解剖、ダウンタイムによって向いている手術が全く違います

今回は、前額周囲の代表的な術式

  • 内視鏡下前額リフト
  • 切開式前額リフト
  • 眉下リフト
  • 眉上リフト

について、違いをわかりやすくまとめます。

各手術の基本的な違い

内視鏡下前額リフト【小切開 × 内視鏡 × 骨膜下でリフトする最新法】

✔ 特徴

  • 頭髪内に1〜2cmの小切開を数か所
  • 内視鏡で筋肉や神経を確認しながら骨膜下で剥離
  • 眉・額・上まぶたを“上方向”から自然に引き上げる

✔ メリット

  • 傷跡がほぼ見えない
  • 腫れが少なくダウンタイムが短い
  • 神経を避けやすく安全性が高い
  • 効果が持続しやすい
  • 仕上がりが自然

✔ デメリット

  • たるみが強い人、額が広い人には不向き
  • 専門機器・技術が必要

✔ 向いている人

  • 眉が全体的に下がっている
  • 上まぶたのたるみが気になるが切開を避けたい
  • 自然な若返りを求める
  • 傷跡を出したくない

切開式前額リフト【生え際 or 頭皮で切開し、額全体をしっかり引き上げる方法】

✔ 特徴

  • 生え際や頭頂部に長い切開
  • 広範囲の皮膚を切除
  • 強力なリフト効果

✔ メリット

  • 変化量が大きく、しっかり引き上がる
  • 額の長さを調整できる(生え際切開の場合)

✔ デメリット

  • 傷跡が長く残る(髪で隠せることが多い)
  • ダウンタイムが長い
  • 感覚の鈍さが内視鏡より出やすい

✔ 向いている人

  • 額〜眉のたるみが強い
  • 大きく変化がほしい
  • 額が長く、生え際の調整を希望する

眉下リフト(眉下皮膚切除術) 【眉毛の下で皮膚を切除して、上まぶたのたるみを改善】

✔ 特徴

  • 眉毛の下ギリギリで皮膚を切り取る
  • 眉位置は変えず、上まぶたのたるみだけを改善

✔ メリット

  • 二重ラインに干渉しない
  • 自然でナチュラル
  • 傷跡は眉毛の影に隠れて目立ちにくい

✔ デメリット

  • 眉自体は上がらない
  • 目周囲だけの変化になる

✔ 向いている人

  • まぶたの皮膚がかぶってきた
  • 二重は変えたくない
  • 目元のたるみだけを改善したい

眉上リフト(眉上皮膚切除術) 【眉上の皮膚を切除して眉を上に引き上げる】

✔ メリット

  • 眉をしっかり上げられる
  • 男性にも適応

✔ デメリット

  • 傷跡が眉上に残るため、眉メイクで隠しやすい女性向き
  • 症例を選ぶ手術

4つの手術の違いをまとめると…

手術名傷跡変化量自然さDT短さ適応部位
内視鏡下前額リフト◎髪の中中〜大◎とても自然◎短い額・眉・上まぶた
切開式前額リフト△長く残る◎大きい△長い額・眉・生え際
眉下リフト○眉下に隠れる△小〜中◎自然上まぶた
眉上リフト△眉上に残る眉位置

まとめ

前額リフトの範囲は「額」「眉」「上まぶた」が密接に関係しており、
症状の原因がどこにあるかで選ぶべき手術が変わります。

  • 眉が下がっているのか
  • 上まぶたの皮膚が余っているのか
  • 額の筋肉の使い方はどうか
  • 顔全体のバランスは合っているか

これらを正しく診断することが、
“自然で美しい目元”につながる一番のポイントです。

ロジックビューティークリニックでは、
内視鏡や超音波・CTなどを活用しながら精密にデザインを行い、
その方に最適な術式をご提案します。(※前額リフトに関しまして、現在一時受付を中断しております。ご迷惑をおかけいたします。)


LOGIC BEAUTY CLINICでは徹底したカウンセリングと経験豊富な医師の元、最新機器を使用し、見た目の美しさだけではなく、機能面まで考慮し理想を追求します。当院の院長である細井 孝祐は整形大国韓国の権威であるザ・プラス美容外科韓国本院 院長のジョンジェヨン医師の技術を受け継ぎ、日本で多くの患者さまの手術を行ってきました。また、形成外科専門医・美容外科専門医である桒水流健二は、輪郭からリフトアップ手術、目元の手術までこなす技術力の高い医師です。

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