「目元が重い」「眉が下がって疲れて見える」「上まぶたのたるみが気になる」
これらの悩みに対して行われるのが、前額(ぜんがく)〜眉周りのリフト手術です。
一口に“前額リフト”と言っても、実は複数の方法があり、
目的や解剖、ダウンタイムによって向いている手術が全く違います。
今回は、前額周囲の代表的な術式
- 内視鏡下前額リフト
- 切開式前額リフト
- 眉下リフト
- 眉上リフト
について、違いをわかりやすくまとめます。

各手術の基本的な違い
内視鏡下前額リフト【小切開 × 内視鏡 × 骨膜下でリフトする最新法】
✔ 特徴
- 頭髪内に1〜2cmの小切開を数か所
- 内視鏡で筋肉や神経を確認しながら骨膜下で剥離
- 眉・額・上まぶたを“上方向”から自然に引き上げる
✔ メリット
- 傷跡がほぼ見えない
- 腫れが少なくダウンタイムが短い
- 神経を避けやすく安全性が高い
- 効果が持続しやすい
- 仕上がりが自然
✔ デメリット
- たるみが強い人、額が広い人には不向き
- 専門機器・技術が必要
✔ 向いている人
- 眉が全体的に下がっている
- 上まぶたのたるみが気になるが切開を避けたい
- 自然な若返りを求める
- 傷跡を出したくない
切開式前額リフト【生え際 or 頭皮で切開し、額全体をしっかり引き上げる方法】
✔ 特徴
- 生え際や頭頂部に長い切開
- 広範囲の皮膚を切除
- 強力なリフト効果
✔ メリット
- 変化量が大きく、しっかり引き上がる
- 額の長さを調整できる(生え際切開の場合)
✔ デメリット
- 傷跡が長く残る(髪で隠せることが多い)
- ダウンタイムが長い
- 感覚の鈍さが内視鏡より出やすい
✔ 向いている人
- 額〜眉のたるみが強い
- 大きく変化がほしい
- 額が長く、生え際の調整を希望する
眉下リフト(眉下皮膚切除術) 【眉毛の下で皮膚を切除して、上まぶたのたるみを改善】
✔ 特徴
- 眉毛の下ギリギリで皮膚を切り取る
- 眉位置は変えず、上まぶたのたるみだけを改善
✔ メリット
- 二重ラインに干渉しない
- 自然でナチュラル
- 傷跡は眉毛の影に隠れて目立ちにくい
✔ デメリット
- 眉自体は上がらない
- 目周囲だけの変化になる
✔ 向いている人
- まぶたの皮膚がかぶってきた
- 二重は変えたくない
- 目元のたるみだけを改善したい
眉上リフト(眉上皮膚切除術) 【眉上の皮膚を切除して眉を上に引き上げる】
✔ メリット
- 眉をしっかり上げられる
- 男性にも適応
✔ デメリット
- 傷跡が眉上に残るため、眉メイクで隠しやすい女性向き
- 症例を選ぶ手術
4つの手術の違いをまとめると…
| 手術名 | 傷跡 | 変化量 | 自然さ | DT短さ | 適応部位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 内視鏡下前額リフト | ◎髪の中 | 中〜大 | ◎とても自然 | ◎短い | 額・眉・上まぶた |
| 切開式前額リフト | △長く残る | ◎大きい | ○ | △長い | 額・眉・生え際 |
| 眉下リフト | ○眉下に隠れる | △小〜中 | ◎自然 | ○ | 上まぶた |
| 眉上リフト | △眉上に残る | ○ | ○ | ○ | 眉位置 |
まとめ
前額リフトの範囲は「額」「眉」「上まぶた」が密接に関係しており、
症状の原因がどこにあるかで選ぶべき手術が変わります。
- 眉が下がっているのか
- 上まぶたの皮膚が余っているのか
- 額の筋肉の使い方はどうか
- 顔全体のバランスは合っているか
これらを正しく診断することが、
“自然で美しい目元”につながる一番のポイントです。
ロジックビューティークリニックでは、
内視鏡や超音波・CTなどを活用しながら精密にデザインを行い、
その方に最適な術式をご提案します。(※前額リフトに関しまして、現在一時受付を中断しております。ご迷惑をおかけいたします。)
LOGIC BEAUTY CLINICでは徹底したカウンセリングと経験豊富な医師の元、最新機器を使用し、見た目の美しさだけではなく、機能面まで考慮し理想を追求します。当院の院長である細井 孝祐は整形大国韓国の権威であるザ・プラス美容外科韓国本院 院長のジョンジェヨン医師の技術を受け継ぎ、日本で多くの患者さまの手術を行ってきました。また、形成外科専門医・美容外科専門医である桒水流健二は、輪郭からリフトアップ手術、目元の手術までこなす技術力の高い医師です。
お悩みがある方はお気軽にご相談ください。








