-美容外科医として、手術をおすすめしないこともあります-
美容外科医として仕事をしていると、
「この人は手術をしたらすごく綺麗になりそうだな」
と思うこともあれば、逆に、
「今はまだ手術をしない方がいいかもしれない」
と感じることもあります。
美容医療というと、
手術を勧めてくる場所というイメージを持たれることも多いですが、
実際には、手術をしない方を勧めるケースも存在します。
今回は、鼻整形のカウンセリングで実際によく感じることを、正直にお話しします。

①理想の鼻だけを追いかけすぎている
最近はSNSでたくさんの症例写真を見ることができます。
それ自体は悪いことではありません。
ただ、「この鼻になりたい」という気持ちが強くなりすぎると、
少し危険な方向に進んでしまうことがあります。
鼻は、顔全体とのバランスがとても重要です。
同じデザインでも、
・似合う人
・違和感が出る人
がいます。
綺麗な鼻とその人に似合う鼻は、必ずしも同じではありません。
②変化量だけを求めている
鼻整形では、
・高くする
・細くする
・尖らせる
こと自体は可能です。
ただ、変化を強く求めすぎると、
不自然さにつながることがあります。
「とにかく誰が見ても変わりたい」
という気持ちが強い場合は、
少し慎重に考えた方がいいこともあります。
手術は、変えることより、自然に整えることの方が難しいと感じています。
③ 周囲に絶対バレたくない気持ちが強すぎる
「誰にも気づかれたくない」
これは多くの方が思うことです。
ただ、鼻整形にはダウンタイムがあります。
腫れや内出血が出ることもありますし、
変化量によっては雰囲気が変わることもあります。
もちろん、
自然に見えるよう工夫することはできます。
ただ、絶対にバレないを求めすぎると、
変化量が少なすぎたり、現実とのズレが生まれてしまうことがあります。
④気持ちがかなり不安定な状態に見える
これはとても繊細な話ですが、実はかなり重要です。
仕事、人間関係、恋愛など、
大きなストレスの中でカウンセリングに来られる方もいます。
そういう時に、「人生を変えたい」
という気持ちが強くなることがあります。
もちろん、
美容医療で前向きになれることはあります。
ただ、
手術だけで全ての悩みが解決するわけではありません。
だからこそ、
本当に今手術をするタイミングなのか
を一緒に考えることも大切だと思っています。
状況によっては精神的な理由で手術をお断りすることもあります。
鼻整形は、人生を変える魔法ではない
鼻整形で自信が持てるようになる方はたくさんいます。
美容医療には大きな力があります。
ただ、手術は魔法ではありません。
だからこそ、
・どんな変化を求めるのか
・なぜ手術をしたいのか
・どこをゴールにするのか
を、しっかり考えることが大切です。
ロジックビューティークリニックの考え
当院では、
単に高くする、細くするではなく、
その人の顔全体とのバランスや、
長期的に見た自然さを大切にしています。
そのため、
カウンセリングではできることだけでなく、
難しいこともできるだけ正直にお伝えしています。
時には、
「今はまだ手術を急がなくてもいいかもしれません」
とお話しすることもあります。
それも含めて、美容医療だと考えています。
最後に
鼻整形は、
見た目だけでなく、
気持ちにも大きく関わる手術です。
だからこそ、
焦って決めるのではなく、
納得した上で進めることが大切だと思います。
「自分に手術が必要なのかも含めて相談したい」
そんな方は、一度ご相談ください。
頭部CT、シュミレーションも実際にみていただくことも可能です。








