
「前の手術がうまくいかなかった。一日でも早く直したい」
鼻の修正手術のご相談で、いちばん多く聞く言葉です。鏡を見るたびに気になる、あの手術は失敗だったのかと考えてしまう。そのつらさはよくわかります。
それでも私は、修正手術のご相談に来られた方に、まずこうお伝えしています。
「前回の手術から最低でも半年は、手を出すことができません」
この記事では、なぜ待つ必要があるのか、そして待っている間にどう過ごしてほしいのかをお話しします。
結論:修正手術は最低6ヶ月、場合によっては1年以上空ける
当院では、前回の手術から最低でも6ヶ月は空けていただいています。鼻の状態によっては、1年以上待っていただくこともあります。
「そんなに待てない」と思われるかもしれません。でも、この期間には理由があります。
なぜ半年待つ必要があるのか
理由1:組織がまだ硬く、思った通りの形にならない
手術のあと、鼻の中の傷は見た目以上に長い時間をかけて治っていきます。治りきっていない時期の組織は硬く、伸びにくい状態です。
この状態で手術をしても、皮膚や組織が十分に動かないため、目指す形への変化が出にくいのです。せっかく修正手術を受けても、期待した結果にならない可能性が高くなります。
理由2:血流が不安定で、傷や感染のリスクが高まる
手術後しばらくは、鼻の血流もまだ安定していません。その状態で再び手術をすると、
- 傷がきれいに治りにくくなる
- 感染などの合併症のリスクが高くなる
といった問題が起こりやすくなります。
焦った結果、また修正が必要になることも
私がいちばん心配しているのはここです。
修正手術を短期間で何度も繰り返している方は、決して少なくない印象があります。焦って手術をした結果、また別の問題が起き、さらに修正が必要になる。そうなると、組織はますます硬くなり、次の手術はより難しくなってしまいます。
「骨折は1週間では治らないですよね」
診察では、よくこんなたとえでお話しします。
「骨折したら、1週間では治らないですよね。鼻の手術も同じです」
外から見て腫れが引いていても、中の組織はまだ治っている途中です。鼻整形のダウンタイムは、多くの方が思っているよりも長いのです。
「すぐ直したい」の本当の理由
早く修正したいという方のお話を聞いていると、見た目が気になるのはもちろんですが、それ以上に
「失敗した」という状況を、早く終わらせたい
という気持ちが強いように感じます。
その気持ちは自然なことです。ただ、その状況を本当に終わらせるためには、次の手術を確実に成功させることが何より大切です。そのための準備期間が、この半年です。
待っているうちに、気にならなくなる方も多い
手術後しばらくの時期に、
- 鼻が高すぎる気がする
- 左右差がある
- 鼻先が丸い、軟骨を取ってほしい
といったご相談を受けることは、一定数あります。
ですが、3ヶ月ほど経つと、満足されている方が多いのが実際のところです。腫れやむくみが落ち着くにつれて、形が変わっていくためです。
手術直後の形だけを見て判断しないことが大切です。
例外:早く手術をしたほうがいいケース
ただし、感染などのトラブルが起きている場合は別です。この場合は、待つよりも早く対処したほうがよいことがあります。
赤みや腫れが引かない・強くなる、痛みが増す、膿が出るなど
気になる症状がある場合は、自己判断せず、手術を受けたクリニックや当院にご相談ください。
待っている間に、やってほしくない2つのこと
1. 鼻を触りすぎる
気になると、つい触って確かめたくなります。でも、触りすぎは鼻にとってよいことではありません。
2. 調べすぎる
ネットやSNSで情報を探し続けると、不安が大きくなるだけのことが多いです。他人の症例と自分の鼻を比べても、答えは出ません。
不安なことがあれば、ネットではなく医師に直接聞いてください。
さいごに
鼻整形のダウンタイムは、思っているより長いものです。
ただ、これからの長い人生と比べれば、半年や1年は決して長い時間ではありません。ご本人にとっては「そんな悠長なことは言っていられない」というのが正直なところだと思います。それでも、次の手術で本当に納得のいく結果を出すために、待っていただきたいと考えています。
修正手術を考えている方も、「まだ手術できる時期ではない」という方も、まずは今の状態をご相談ください。いつ、何ができるのかを一緒に考えましょう。
当院の鼻の修正手術について
- 治療内容:修正手術
- 費用(税込):11万円~(手術内容により変動します)
- 治療期間・通院回数:半年、最低4回
- 主なリスク・副作用:(腫れ、内出血、感染、左右差、再修正の可能性 など)
- 当院は自由診療になります。
執筆:ロジックビューティークリニック 院長 細井孝祐
【大阪心斎橋で鼻整形、フェイスリフトならロジックビューティークリニック】
症例写真などは細井院長Instagramも参考にしてください。

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